光速の背景
  この原稿は未出版です。2013年10月ころに書き上げ、その後も気づく限りの推敲を続けている、科学史上最大の謎に挑むものです。

 それは私が建築設計の仕事から解放されて以来、かねてからの疑問について書き連ねた懐疑録を、2007年3月、新思索社社主
 小泉孝一社長様より、 『幻子論』 としてご出版を賜ったという幸運から始まります。
 更に論考を重ねて2008年末ごろ、『アインシュタインの嘘とマイケルソンの謎』の出版という栄誉を賜りました。この時点においてもなお、光はどこを走るのかについての曖昧さをぬぐえなかったのです。
 あらゆる天体たちからある一点の空間に及ぶ重力場の運動速度の和が、なぜ発散することなく収束するのかの理由が明瞭でなかったからです。以来考察を進めましたところ、現在は明らかな理解に達することができ、この事実はすべての人々に与えられるものと知るに至りました。

 そうしますと、それは物理学上、重要なことになりますから、一般にも広く行き渡ることが求められましょう。それには若い方々の眼に触れ、興味を持たれる必要があります。
 著書はそれ故、先人たちによるこれまでの自然法則発見の歴史的実例に触れ、そののち本論および議論を進めることに致しました。若い方や、現に研究過程で行き詰まっている方々が、ここに収録されている史実から勇気をもらわれ、喜びに満ちて未来へ向かわれるのを願ってのことです。
 さて、本論に関しては我国の学界で受け付けられることは困難な状況にあります。出版においても、この重要部分の発表をためらわれるなら、誰もがアクセスすることのできるインターネット・ウェブサイトとして公開しておくべきであると考えました。
 真剣に接していただけたのちには、相対性理論というものが果たして正しい理解であるかを、ご自身で結論なさるでしょう。学者の方々はどちらの核を基にしてご研究の結晶を成長させるべきかの結論を得られましょう。
 若い方々も、自らの研究成果が後世に役立つよう、偏見なく、ひたすら正しいと信じることのできる道を探し続けられるにちがいないと期待しています。

 2014年12月