建築の試み
 
                                ↑  写真 輿水進   

 建築で実践
 建築 計画して実現した建築に、偽りは存在しない。設計は間違いなく“実現”できるための思索だ。
 
偽らざる設計の“実践”によって建築されたとき、その設計が偽りでなかったことの確信にもなる。建築家が設計をおうけしたら、実現できると確信できるものを、予め絵として施主のかたにお見せする事がある。それから、設計図として完成させる。
 設計図に描かれたことも、偽りや嘘の場合は“実現”させることはできない。実践はその正直な結論だから。


 読まれたら
憎まれるかもしれない著書も、真実を貫こうとするものは名著にふさわしいと私どもは感じる。