(相対論)――時間について
KとK´の時刻の定義が異なり、相互にはct´=αct+βχの関係にあり、t´=0でct=-(β/α)χとなる。その傾きはυ/cに等しく、-(β/α) =υ/cで1個の係数αが残り
t´=α(t-υχ/c2) (χ=υt)
……④
となる。また表3の計算からも得られるように
t′= t …………⑤
これと比較してα=1/ と決まり、
t´=(t-υχ/c2)/
……⑥
(だが、χ/tはυであるから、この式は
t[1-υ2/c2]/
=t
となって ⑤式と同じものだ)
表2 表3 |
(相対論)――光速不変
相対論では光速不変を前提に
往き
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c t +υt |
=
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c
|
……⑦
|
t |
帰り
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c t -υt |
=
|
c
|
……⑧
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t |
だとする。両式を乗じてみると
(ct+υt)( ct-υt)/t´2=c2
これは
(t´)2
|
=
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(c t)2 - (υt)2 |
|
c 2 |
となって、時間t´は
t′=t =βt …⑤
( =βとおいた)
と短縮する。したがってυで走行中のアーム長さはct´=cβtつまり静止長さL=ctに対してβの率で縮んでいると結論する。 |