R  不定期便  第93
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私には描けません。実際にそのキネマが描けましたらぜひ拝見したいです。
 
   

        最終コマ   現在

わたしたちの「光速の法則」は第49号に詳しく考察しました。その明確な根拠となるMGP実験とはどういうものかについては第50号、73号で詳述しましたのでご参照いただけたら嬉しく思います。

             

ビッグバン理論に言う、宇宙の等質膨張によって(赤方偏移の原因とされた)ドプラー効果が生じるというはずはない、ことを69号で述べました。(55号、76号もご参照を)

 わたしは物理をなるべく数式を用いない方法で理解したいと考えています。正直申しまして、フリードマンの方程式というものを学んでもいませんし、学びたいと思ったこともありません。空想ごとを数理論化することは危ないと思うんです。

   

また、アインシュタインの宇宙方程式というものを(一般に言われるように)“美しい”と思ったことは一度もありません。

 これまでにも、物理論をお話していて、難しいと言われました。それは、一般には学業を終えたのちに数式に接する機会が少なく、また必要もないため、なにかの数式らしいものを目にしたとたんに、すぐさま「難解」と感じるためであろうと思うようになりました。それで、説明のできる限りは数式でなく図と言葉を用いて記述するように心がけています。実際、物理の正確な定量を求める必要がない限り、自然現象を言葉で表現しようとしているわけですが、そのほうがより正確に自然の成り立ちを理解できるように思うからです。





  

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